地震対策にタンスを固定しよう!
引っ越ししてから、タンスを固定していないのが、ずっと気になっていました。
引っ越し前は、全ての家具を突っ張り棒や突っ張り棚、タンスの下にかませる家具転倒防止固定具などで固定していました。
万全の態勢だったわけですが、引っ越しでそれが全部ちゃらに。
前の家は鴨居は低くてこどもが頭を打ちそうなくらいだったのに、やけに天井が高かったんです。
まあ、一軒家はそんなものかもしれません。
が、今度の賃貸マンションは、鴨居は高いのですが、天井は低いので、使っていたタンス用の固定器具がほとんど使えなくなってしまいました。
かろうじて、ひとつだけ使えるのがあったので、それで、食器棚を固定していました。
そのままになっていたのですが、先日から、海外でマグニチュード7クラスの地震がフィリピン海プレートで起きていて、もしかしてちょっとヤバイですか?と、慌てて固定器具をネットで注文しました。
家具を固定しておけば、最初の一撃で負傷する確率が減るので、大災害が起こっても生き延びる確率が高まります。
平常時にできることは、やっておいた方がいいと思うんですよ。
ふんばりくんZがいいと思ったんだけど・・・
最初は、ネット記事で紹介されていた、ふんばりくんZタイプとか、いんじゃね?と思っていました。
これですね。
ジャッキタイプで、振動を吸収してくれそうじゃないですか。
が、しかし、これって、タンスから天井までの距離が、10cmから20cmまでの狭い幅しか使えないんです。
そのうちこれ買おうと思って、特に検討してなかったので、慌てていろいろ探したのですが、結局、このふんばりくんシリーズを製造販売している株式会社新工精機のふんばりくんシリーズから、ふんばりんくんMタイプを購入しました。
ふんばりくんシリーズのサイズ
ふんばりくんシリーズは、Zタイプはジャッキタイプですが、それ以外のふんばりくんは突っ張り棒タイプです。
サイズは、
T:17cm-20cm
S:20cm-25cm
M:25cm-32cm
A:32cm-45cm
B:42cm-65cm
C:52cm-80cm
となっています。
ふんばりくんsuperMタイプを購入・設置
わがやは、天井と家具のすき間が26cmくらいだったので、Mサイズを購入しました。色は白と黒がありましたが、部屋の壁が白っぽいので,違和感のないように白にしました。
こちらが届いたふんばりくんSuper Mタイプ。
急いでいたので、アマゾンのお急ぎ便で注文してしまいました。
これ一つで一本です。バラ売りです。
タンスの両側につけないといけないので、タンス一つならふんばりくんSuper Mタイプを2つ。
我が家はタンス2つなので、ふんばりくんSuper Mタイプを4つ購入しました。
「業界最強耐圧2t!」とか、書いてあります。
店内や工場内の陳列棚にも使用できる、ということなので、かなり強力なものなのではないか、と期待しています。
実は、以前使っていた家具転倒防止器具のページを今回探している時に見たら、ものによっては、重いモノは固定できません、なんて書いてあるモノもあったような気がorz
それ、意味ないじゃないですか・・・
地震起きたらやばかったよ。
確かに、それは華奢な作りで、だいじょうぶなん、こんなんで、と思った覚えはあります。
まあ、実際のところは、地震が起こってみないとわかりませんが、起こらなくていいです、体験したくないです。
取り付け方法。
使用上の注意。
では、実際に組み立てます。
これが、ふんばりくんsuperに入っていたパーツ。
小さい方の固定版にナットを入れて、
棒を入れて、差し込み固定します。
下側にも固定ボルトをつけて、
それで、下の固定版と上の固定版は、この部分で接続されます。
この部分は、ねじとかなくて、本当にさしてるだけ。
高さの調節は、丈夫固定版のこの部分で。
見えますかね。
で、ざっと組み立てたら、タンスの上に設置し、最終調整をして固定します。
固定後は、接続部分をシールで固定。
両端の所定の位置に設置して、完了。
わたしは握力がなくてネジをきつくしめれないので、主人に設置してもらいましたが、比較的簡単に設置できたと思います。
まあどれくらいの強度があるのかは、神のみぞ知る、ですが、少なくとも、全然何も対策してないよりはいいんじゃないかな、と。
見た感じは、結構頑丈そうな作りでした。
頼んだよ!ふんばりくん!
ということで、とりあえず、タンスは固定できました。
家具の固定をされていない方は、速やかに家具の固定をされることをおすすめします。
地震対策で家具固定は必須ですから。